デイヴィッド・ホックニー 著 青幻社 2010年 ソフトカバー 266ページ サイズ:300×240mm
いったいどうやって描いたのだろう…
光学機器を用いたのはアングルが最初ではない。フェルメールはカメラ・オブスクーラを用いたとされる。光学機器特有の効果が絵画に認められるので、そうした推論が成り立つのである。それならば、もっと以前にも使ったひとはいるのだろうか。私は美術書やカタログをかたはしから目を通し、証拠捜しにとりかかった、するとそれまで気が付かなかったことが見えてきた。好奇心がふくらんだ。(デイヴィッド・ホックニー(本書より))
デイヴィッド・ホックニーによって過去の偉大な芸術家たちの代表作品からその美術技法を読みとき、解明されていく書。こちらは新改訂増補版として刊行された日本語版。510点の図版とともに解説されています。
状態は、表紙にスレ・キズ、縁・角に少し傷み有。