ハーバート・リード 著 宇佐見英治 訳 日貿出版社 1981年 ソフトカバー 函付 402ページ サイズ: 216×152mm
「彫刻とはなにか」ということを真向から論じた彫刻の理論書。
先史時代から現代にいたるこの芸術を通達しながら、「彫刻とはなにか」ということをかくも深く、簡潔に解いた書がさしあたりないという事情によるのかもしれないが、芸術家にとっても鑑賞者にとっても、私にはこの書は現代無二の彫刻の解説書或いは指針書であるように思われる。(訳者あとがきより)
目次:
序
第一章 記念物と護符
第二章 人間のイメージ
第三章 空間の発見
第四章 マッスの実現
第五章 運動の錯覚
第六章 光の衝突
訳者あとがき
図版目次
索引
状態は、函にヤケ・スレ・汚れ、背にひび割れ有。本体の天地小口にヤケ・天に少キズ有。ページ内に多少鉛筆の線引き跡有。