間章 著 高橋巌 解説 イザラ書房 1982年 初版 ハードカバー 函付 613ページ サイズ: 223×158mm
フリー・ジャズを中心に音楽評論家として活動していた間章の著作集。
「間章にとってのジャズとは、形式や解説の問題ではなく、「一つの意思による行為の選びとりと、その持続でもあり、又思想」に他ならなかった。……」(解説 高橋巌)
函に記された抜粋目次:
フリー・ジャズ黙示録
解体と非連続の系譜
フリー・ジャズ運動とその展開
ジャズの"死滅"へ向けて
季節の迷路から
ジャズの末路への考現学
非在へ向かう虚の穴
排中律ピアノ論/ピアノ解体学
異化のギター
アルト・サウンドの負性
声とテクネー/サックス演法の探求
ピアノの権力と強制
「破壊」と「受肉」―ギタリストの系譜
アルバート・アイラーの「サマータイム」をめぐって
ロックにおける<十九世紀>の復権
アナーキーな地平 デレク・ペイリーの示すもの
状態は、函にスレ、少傷み有。