鈴木隆 作 丸木俊子 挿絵 長新太 装幀 理論社 1961年 初版 ハードカバー 函付 サイズ:220×160mm
鈴木隆による創作童話。函と表紙の装幀を長新太、本文内の挿絵を丸木俊子が描いています。
バスやでんしゃの中などで、わたしは小さなバイオリンケースをさげた かわいらしい子どもさんをよくみうけます。「あのケースのなかには、いったいなにが はいっているのだろう。」... もしかすると、バイオリンのほかに、とても かわった ふしぎなもの、たとえば、はなのつぶれたテングのおめんだとか、ぼうけんにつかう ひみつのチズ だとか... さて、どんな じけんが おこるのでしょう。 つりがねだって、力をこめてついてみないと、ゴン となるのか カン となるのか わかりません。(「まえがき」より抜粋)
状態は、函に小ヤケ・少汚れ、背に色褪せ、本体表紙の背に小汚れ、見返しにヤケ、天地小口にヤケ・シミ有。他は問題ありません。