太田浩 著 書肆ユリイカ 1957年 ハードカバー ジャケット 60ページ サイズ: 185×132mm
太田浩の詩集。1951年春から56年夏までの詩作のうち、26篇を並べたもの。
「つまらぬガラス細工だが/多面体につくられみがかれ/そのむらさき色はふかく/みつめる奥底に/説明のとどかない遠い国がある/二つつみかさなつたそれらの上に重れたひもを/夕暮になると/僕はなめらかにひつぱる」(『灯』より)
目次:
春
利根川
鹿島神宮で
夕日に
小曲
海水浴
陸橋の上で
金魚
並木路
橋の歌
早春の風
早春
正月
ほか
状態は、ジャケットにキズ・汚れ・シワ等の傷み、裏ジャケットに破れ、天地小口とページにヤケ有。