ロラン・バルト. みすず書房, 2005. Hardcover with dust jacket. Size: 207x158mm.
ロラン・バルトの『現代社会の神話』(みすず書房, 2005)は、1957年の原著『Mythologies』の完全訳。1954〜56年に雑誌連載された短いエッセイ群と理論論文「今日の神話」の2部構成。
第一部では、当時のフランス大衆文化(プロレス、新型シトロエン、ワイン、洗剤広告、ストリップティーズ、パリ・マッチの写真など)を分析。日常の「あたりまえ」が、実はブルジョワ的イデオロギーを自然化・隠蔽していると暴く。第二部で神話を定義:記号論的に二重構造(一次:デノテーション=文字通り、二次:コノテーション=神話)。歴史的産物(人為・イデオロギー)を「自然なもの」「永遠の真理」として提示し、ブルジョワ社会の価値観を正当化する仕組みを解明。戦後消費社会のメディア・広告を鋭く批判した先駆的作品で、以前は『神話作用』というタイトルで一部しか訳されていなかったものが本書で完訳版となっています。
状態は、ジャケットにスレ・少汚れ有。









