沼辺信一 監修 鴻野わか菜・古賀義顕 翻訳 淡交社 2004年 サイズ:300×235mm(紙ケース)
「幻の絵本」復刻シリーズは、20世紀の日本を代表する画家吉原治良が、1930年代にリアルタイムで収集した約80冊のコレクションをもとに企画された展覧会「幻のロシア絵本 1920-30年代」に関連して刊行されました。各巻ごとに紙ケースに収められています。日本語訳のリーフレット付。
シリーズ3 『荷物』 サムイル・マルシャーク 詩 ウラジーミル・レーベジェフ 絵 サイズ:188×145
気取ったご夫人が駅に到着。かたわらには荷物の山。ソファ、バッグ、旅行かばん、絵、バスケット、帽子箱、おまけに子犬まで。目的地に着いて、荷物を引とろうとしたら、さぁ大変、子犬が別の大きな犬にすり替わっています。
状態は、特に問題あえりません。
シリーズ7 『おもちゃ』 A.オルスーフィエワ 詩 リジヤ・ポポーワ 絵 サイズ:196×145
ロシアでは木製のおもちゃがさかんで、さまざまな種類のものが手作りされてきました。誰もが知っているのが「マトリョーシカ」。仕掛けおもちゃや動物が愉快な仕草をくりかえすおもちゃも登場します。
状態は、特に問題あえりません。
シリーズ8 『紙とハサミ』 レフ・ユージン&ヴェーラ・エルモラーエワ 絵 サイズ:169×126
絵本として眺めて楽しいばかりでなく、紙とハサミがあれば、誰でもおもちゃが手作りできる、実際にやってみましょう、と誘いかける絵本。1920-30年代のロシアがもっとも得意としていた「工作絵本」の傑作。
状態は、特に問題あえりません。