ウラジーミル・レーベジェフ 絵, サムイル・マルシャーク 作. 1975. Softcover. Text in Russian. Size: 260×215mm.
ロシア絵本の復刻版。イラストをウラジーミル・レーベジェフが担当しています。
ランプがすみっこの床につんだ薪のかげで泣いている。「おなかがすいたよう、さむいよう。わたしの芯はかわいてしまった。ほやにはほこりがびっしりつもっている。どうしてなの? わたしにはわからない。わたしはだれにもいらないのね。いつも夕方になるとわたしに明かりがともされたのよ….」。道具の進化により、登場する灯油ランプ、ステアリンろうそく、おけと天びん棒たちの寂しさとユーモラスなつぶやきが聞こえてきます。
状態は、経年による傷み・ヤケ・シミ・破れ・欠損有。表紙・裏表紙は破れにより半分ほど外れています。裏表紙にラベル、書込み有。