小島信夫 著 講談社 1982年3刷 (1巻), 1982年初版 (2, 3 巻) ハードカバー 函・帯付 サイズ:200×146mm
1968年から1981年にかけて連載され、1982年に全3巻で刊行された小島信夫の長篇小説。前田永造という語り手を中心に、家族関係や再婚をめぐる日常的描写から始まり、次第に妄想や幻想、さらには語りの自己崩壊へと展開する。第2巻では神話的場面や変身描写が登場し、現実と虚構の境界が曖昧になる。第3巻では語り手が作者に置き換わり、実在の作家たちとの対話を通じて物語そのものを問い直す。現代文学の実験的極致とも言える作品。
夫婦の愛、男女の愛、人間の愛をこれ程までにエネルギッシュに描きつくした小説が、かつて存在したであろうか。戦後文学の流れに転機をもたらした傑作『抱擁家族』から十七年、小島文学、執念のライフワーク、ここに完結。(帯より)
状態は、状態は函の背にヤケ・傷有。1巻のみ月報付き。












