アルベルト・ジャコメッティ 著. 矢内原伊作 宇佐見英治 吉田加南子 共訳. みすず書房, 2006. Hardcover with jacket with obi. Text in Japanese. 455pp. Size:215×155mm
形をなしている文章においても、走り書きのメモにおいても、アルベルト・ジャコメッティは、その造形作品において様式を目ざしたりしてはいないのと同様に、文体というものを目ざしたりはしていない。彼がしようとしているのはただ、何かをとらえること、言うべきことをつかむことだけだ。今、死の暗いサロンの高い暖炉の上に身を置いて、頭も体もないジャコメッティは、ここに集められた文章と対話を通して語っている。渦をまいて燃える火であることをやめない彼の言葉を。(ミシェル・レリス)
ジャコメッティのテクスト集。「物いわぬ動くオブジェ」「灰となった草」などの既刊のテクストのほか、手帖に書かれた走り書き、ジョルジュ・シャルボニエや矢内原伊作らとの対話など、『エクリ』のタイトルにふさわしい種々のテクストをまとめている。随所に写真やドローイング作品を所収。
状態は、ジャケットの縁に少し傷み。帯に汚れ。天地・小口に少し汚れ。










