Martin Roemers. Hatje Cantz, 2009. First edition. Hardcover. Text in English. 144 pp. Size: 285 x 255 mm.
オランダの写真家Martin Roemers(1962-)が、1998〜2009年の11年間にわたり旧「鉄のカーテン」の両側(東側・西側諸国)を旅して撮影した、冷戦遺構のドキュメンタリー写真集です。
地下シェルター、放棄された軍事基地、腐食した戦車、崩壊した記念碑、バンカーなどを淡々と捉え、核戦争の抑止と狂気を視覚化しています。色彩は鮮やかでありながら、画面には廃墟特有の静けさが漂い、東西の対称性と「異なる時代」の残骸という感覚が強く印象に残ります。H.J.A. HoflandのエッセイとNadine Barthの序文が歴史的文脈を補完しつつ、あくまで写真が主役となる構成となっています。
状態は表紙にスレ・汚れ有。












