吉野英理香. PAISLEY, 2022. Hardcover. Text in Japanese and English. 64pp. Size: 195 x 300mm.
写真家の吉野英理香による作品集。ブックデザインは服部一成、テクストは上野修が担当しています。
51点のカラー図版を収録。
瞬きと共に消えてゆく瞬間を反映する鏡のなかでの語りは、社会へのアティチュードの差異によって本質的なことを問いかけているようでもあります。
ファインダーから見る光景は、私にとって世界を知り得るための窓です。
世界の窓と窓にプリズム色の光が満ち溢れることを望んでいます。
(吉野英理香)
場所から場所へと一瞬の移動を。太陽と花のフォルマリズムとともに。消点や小点への回帰も、 ハレーションやリフレクションへの拡散も、野蛮なアレゴリーをさまたげはしないだろう。
(上野修によるテキスト、「混色のテーゼ」より抜粋)
状態は、表紙にわずかなスレ有。