瀬戸正人. リトル・モア, 2008. Hardcover with dust jacket and obi. Text in Japanese and English. 96pp. Size: 310 x 220mm.
写真家・瀬戸正人が、台湾各地の街道沿いに点在する檳榔店と、そこで働く女性たちを撮影した写真集です。檳榔(=binran)とは覚醒作用をもつヤシ科植物の種子で、台湾ではネオンで装飾されたガラス張りの小屋などで販売されています。瀬戸は、夜の闇に浮かび上がる赤や緑の光、道路と店内を隔てるガラス、そして店番をする女性たちの姿を、一定の距離を保ちながら捉えています。広告的な華やかさと、その背後に流れる労働の時間。人工的な光景でありながら、そこに立つ一人ひとりの表情や佇まいが、静かな現実感をもって迫ります。台湾の夜に形成された独特の消費文化を、都市風景とポートレートの両面から記録した一冊です。
状態は、帯とジャケットに、少ヤケ、少ヨゴレ有。









